2012年2月22日水曜日

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)のゆとり償還ローンについて

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)のゆとり償還ローンについて

最初5年(1~5年目)を低い金利で、かつ期間75年の借入として計算(1995年からは期間50年に更)
次の5年(6~10年目)を低い金利のままで期間35年として計算
残りの期間(35年ローンであれば11~35年目)を高い金利で計算

実施時期 期間 平成3年(1991年)から平成12年(2000年)3月末まで実施

貸付残高8兆3,101億円(2007年住宅金融支援機構発表)

内「リスク管理債権1兆4,753億円」(2007年住宅金融支援機構発表)

「ゆとり償還制度」という住宅ローン商品はそれまでの「ステップ償還制度(6年目で2段階のステップ金利)」を改良し「ゆとり期間」と言う5年間の「低支払額期間」を設ける事で低所得者に家を買い易くした制度でした。バブル後急落したマンション販売も回復し、本来販売金額が下落すべきところ高止まりし、中古マンションとの相場の乖離が大きいまま推移してしまいました。バブル崩壊後の住宅バブルの原因とも言われています。





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