2013年2月18日月曜日

経営の見える化

経営について、株式会社武蔵野代表小山昇さんが書いた本の紹介です。
①社長の思いをいかに伝えるか・・・
  人が野球をみて楽しいのは「ルール」があるから、「スコアボード」がある、「道具」がある。
もし、これらがなければまったく話にならないのです。
経営も同じでこの三つの要素が必要になります。
会社の「ルール」・・規則、規定、方針
会社の「数字」・・明確な目標
会社の「道具」・・事業構想、経営目標、利益計画
これらがなければ経営は”行き当たりばったりの経営”になってしまいます。
  現状、事業計画を立てている中小企業は1~3%とされています。この論理からすれば草野球にも劣る野球にならないゲームをしていることになります。

この経営計画書を作成しようとしても最初からオリジナルなものを作るのは大変ですから、他をまねて作成すればいいのです。とりあえず作って、徐々につじつまを合わせて、自分の会社にあったものにしていけばよいのです。

経営計画書は作成しただけではいけません。経営計画書に「魂」を入れなければなりません。魂を入れるとは・・経営計画発表会という儀式で魂をいれます。社長自ら、社員、金融機関、来賓を集めて、ホテルなどの会場を借りて行うのです。

②決算書は社長の通信簿
   銀行は貸借対照表(BS)を見て融資そます。銀行の信頼(格付け)を上げるには「資産や負債の重点を移していく」必要があります。つまり
「資産の部」・・・固定資産を増やすより流動資産を増やす。
          棚卸資産を増やすなら販売して売り上げを増やす。
          回収は売掛金より現金にする。
          定期預金と普通預金のバランスを考える。
「負債及び純資産の部」・・・銀行は簡単に資金調達ができる負債の勘定科目が大きいと「信用の低い会社」とみなし、反対に長期借入金など簡単に資金調達ができない負債の勘定科目が大きいと「信用力が高い」とみなします。そこで
          支払手形を増やすより長期借入金を増やす。
          短期借入金を増やすより長期借入金を増やす。

2007年上場会社の多くは赤字で倒産しました。ところが2008年に倒産した上場企業の三分の1は黒字にもかかわらず倒産してしまいました。「現金」がなかったのです。利益が出ていても売掛金で手元に現金がなければ血液と同じで流れが止まってしまえばそれまでです。
貸借対照表(BS)の意味を把握し、現金化しやすい資産を増やしておけば黒字倒産を防止できます。





 

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